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  • 執筆者の写真HOSOKI RUMIKO

04/25/2020

更新日:2020年4月25日




このところ、のこりものを使い切ってしまいたい病だ。

のこりもの・・・というか、制作途中のままのこされた、暴れん坊なモチーフたち。

ごめんなさい、のこりものではないね。

そうだよね。頭んなか「おとしまえつけたる!」という言葉が渦巻くんだからさ。

つまり、暴れん坊になりすぎたモチーフたちを、なんとかかたちに!という新たな挑戦状なのである。


それがそれが。ところがところが、こやつらがとてもとてもめんこくなってきた。

ずっとずっと、材料箱の中にいて、かなりひっかかりながらも解決の道を探し出せなかっためんどうなやつら。なんていうのさ?それ。葛藤保持力だっけ?そういうのを特に鍛えにかかってくるやつらだな(笑)ようするに。制作の王道どまんなかにのさばる連中というわけだ。


意外とめんこい。いじればいじるほど、懐いてくる。

いまだ葛藤させにかかってくるけれど、なんかめんこい。

制作愛だ。これ。


のこりもの、こやつら、なんだかよくわからない「宇宙」の切れ端だ。

手探りの合間に葛藤の合間に無限のスペースをちらちらっと見せてくる。

ああこれなんだからね。制作やめられないしょ。


リズムだリズム。きっとリズム。鼓動だリズム。続けるしかない。

粘るしかない。

制作は、破壊の技術。その技術を破壊する。

無秩序の理性。その理性は無秩序を切り開いて

混沌たる悟性。混沌は目を開かせ

その合間だ合間。裂け目だ裂け目。

見給えよ「宇宙」。切れ端は繋がり、ループを抜け出すのさ。






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