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  • 執筆者の写真HOSOKI RUMIKO

05/16/2020


寒空。

ほとんどストーブ。



朝食:昨日ばーちゃんに貰った地場産アスパラと目玉焼き、チーズトースト、キウイ

昼食:グリーンサラダ、ソーセージ、冷や麦

夕食:ご飯、玉ねぎとがんもと豆腐と長ネギの味噌汁、牛肉と人参、キノコとパプリカのゴマ炒めにたっぷりサラダ


AM、次男と夫は河原へスケッチに行ったので、掃除機は長男に頼み、その後床ふきと洗濯。長男とあれこれおしゃべりしながら家事。今の自分の思いを珍しく語る息子。学校は来週さらに時間が増えて、徐々に、再開という感じのようだ。


その後は冷えて曇り空のせいか、なんとなくのんびりモード。

録画してあったお笑い番組を息子らと観る。(お祭り男のパンケーキリレーに皆で熱くなる)


そして、次男、昨日届いた大学からの材料、開封の儀。大量の粘土。いよいよ始めるんだなぁ。。家にいて、家でやるというのがいまだになんだか不思議だ。でも見られて面白い。届いた材料の中の展覧会図録を見させてもらったら、卒業生たちがどんなふうに生活し制作しあるいは仕事をし生きているのか奮闘している様子が伝わってきて、仲間がこんなにいるんだなぁと。仲間入りしたんだなぁ、良かったな。夕方、新歓のZOOMがあるとかで、盛り上がっている声がときどき聴こえてくる中で夕飯を作り、そのあとは制作。ふたりとももう高校生じゃないんだなぁと、ちょっぴり実感しつつある。


素描は4枚目、今回は連作10枚で行こうと思ってる。

インスタに制作風景の動画をUPしたけれど、なかなか制作ど真ん中になると、臨場感をそのまま伝える余力が無いな。

自分の作業は、恣意的で「女性的」と言われることもあるけれど、方向性をできるだけ泳がせていかに新しい「割れ目」をこさえるか、そして、そこに美しさを感じられるぎりぎりの点を打つことができるのか、という自分なりの絵に対する問みたいなものかな。


暴走するスポーツカーが、崖ギリギリを見極めてブレーキを踏む、あ、でもそれじゃまだ守りだよねって一旦落ちてスクラップになってから、もう一度スクラップカオスに夢を見ようとする。ものすごく美しい何かを見たいのに、あまりにガイドされすぎた創作物、ものには興味がわかない。白ける。カオスをさまざまにライン取りして思考を重ね、繋げて、壊して、消してつなげる。記憶をスクラップして、現れるモアレにあぶり出される新しい景色を描いている。


多分人生でやれることってそんなにたくさんはない。ほんとうに極小でニッチな試みに対して、生きるために必要なこと以外のほとんどの気持ちと時間を投げ込むのは、そこにこだわって続けていくことで、今は、自分にしか見えないかもしれない(死んでも自分だけかもしれないが、その可能性がほとんどだが)制作のほんの少しづつの過程だけれど、「発見」があるからだ。


写真や布糸の立体、いろんな画材を使った即興絵画などの多面的表現が、現代アート的といえばそうかもしれないけれど、要にある鉛筆画自体は鉛筆と紙だけで取り組む平面絵画以外のなにものでもない。つまり、時流に乗っているとは言い難い。でも別に構わない。


やりたいことをやりたいようにやりたい。


独自にニッチ。

たぶん、これがほそきの制作のキーポイントかも。







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